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2023年11月07日(火) 高専5期生の集い

~卒業後47年ぶりの再会~

 去る令和5年10月14日(土)、鳥羽シーサイドホテルにおいて、高専5期生として入学、卒業した4.5期生、5.5期生を含んだ航海科15名、機関科15名、総勢30名が集い、寮生活等の青春の思い出にひたり、卒業後47年ぶりの再会に酔いしれた。
 ただし、残念ながら既に鬼籍に次の者が入り、宴席の前に皆で哀悼の意を込め黙祷を捧げた。
敬称略
 航海科:松本 十河 太田(旧姓井上)
 機関科:村山 木村 柏木 椿
 久しぶりの再会、紅顔華憐な美少年も長い年月での、それぞれの人生を乗り越えた顔の変遷(頭髪の減退等)で、名前と顔が一致しないケースもあったが、学生時代に生活した暁寮のA棟2階・3階、B棟1階等の共通話題により、記憶がよみがえり、お互いが確認することができた。(認知機能?)
 中には、会場に到達する前に、学生時代に乗降した近鉄「池の浦駅」で下車して、学校、寮を通過し、青春を謳歌した(?)「やきめし坂」を闊歩し、鳥羽駅に到着した強者がいた。(目的があれば健脚となる。)
 宴会時には、半世紀のブランクから自己紹介(入学時にもありましたね)したところ、ようやくお互いの素性、歩んできた人生、現状が認識できた。
 5期生以降、しばらく海運界の不況もあり、卒業時の外航始め船員の求人が低迷し、以前に比べて船員への道が狭き門であり、多種多様な分野に進んできた。
 海事知識を活用し、港湾運送事業者、船舶代理店、船舶管理会社、港湾管理者始め、機械メーカー等で活躍し、現役を引退した者、引き続き業務をこなしている者がいる。
 その他、各方面に進み、辣腕を振るった者もおり、たくましい限りである。
 また、今回、3年で退学し、大学へ進学した者も出席しており、そのうち1人は商社から某有名アパレルメーカーに進み、副社長を務めている者もいる。
 それでも、初志貫徹、船員となり乗船履歴をかさね水先案内人に従事している者もいた。(羨望の眼差し)
 つまるところの思い出・話題は1年生時代の寮生活、だれだれの作業員、説教とその時の記憶は鮮明にあり、同じ釜の飯を食した仲間との連帯生活であったことが、今となっては良い(?)想い出であった。
 また帰省した折に、伊勢市付近にある横浜ゴムの工場を見かけると、寮に戻りまた1年生生活の現実味を帯びることが共通の認識であった。

 宴会終了時に、古希を迎え、学校創基150周年、同窓会設立100周年となる2年後、令和7年に次回開催とし、鳥羽の地での再会することを確認した。
 二次会は幹事部屋に酒、乾物などのつまみを持ち込み、さらに話しは盛り上がったが、誰かの紳士的な一言で、割合と早い時間で散会し就寝した。
 翌日は、老年となったこともあって、目覚めが早く、朝食会場が開く前には会場入り口に並び食事を済ませたのち、2年後、元気な姿での再会することを挨拶として、三々五々、帰宅の途についた。
(申し遅れたが、遠方は北海道(菅原)、青森(岩見)から)
 総幹事の菅原さん始め幹事のみなさんお疲れさまでした。有難うございました。次回もよろしく、お願いします。

出席者
順不同・敬称略
航海科
稲益 亀井 菅原 中村 林 藤本 三輪 浅井 小笠原 河合 千道 坪井 徳田 河本 増瀬 15名
機関科
池村 岩見 上村 木口 竹内 高橋 星野 石原 加塚 杉本 下村 古川 奥 関山 漁野 15名
総勢 30名
幹事
東日本地区  稲益◎菅原
中部東海地区 小笠原 加塚
伊勢志摩地区 畑
西日本地区  徳田 奥
◎ 総幹事

令和5年11月1日
記 加塚 伸吾