鳥羽商船同窓会ホームページ

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2025年06月20日(金) 令和7年度 理事会、総会及び懇親会

令和7年度 鳥羽商船同窓会総会(伊勢志摩支部担当)開催される

令和7年同窓会理事会、総会が母校メデイアホール、懇親会は鳥羽国際ホテルで開催されました。
当日は梅雨の前日までの雨がピタリとやみ好天に恵まれました。

メデイアホールの入り口には修復された練習船あまきの模型が展示され皆が感嘆の声を上げていました。

理事会は48名中出席28名、委任が13名理事の半数以上で理事会は成立しました。上程された協議事項はすべて承認され新会長に菅沼延之(S48N)氏が会長に再選されました。

会長挨拶の初めは前日の攻玉社同窓会の感想と共に、攻玉社同窓会も本日の当総会参加者の平均年齢は軽く60歳を超え、参加者の数も同じくらいで同窓会の運営に若い人たちの参加を如何に促すべきか、同窓会費の納入を如何に多くの人に収めてもらうかが共通の課題であったようです。又菅沼会長は自分の再選が承認されたならこの2年の任期の間に会則の見直しを含めまず役員で検討委員会を設け、理事会全体で同窓会の改革を図りたいと述べました。

古山校長は公務の為あいにくの欠席ですが、来賓に赤池まさあき参議院議員、小竹篤鳥羽市長のお二人が出席され、祝辞をいただきました。赤池参議院議員は今回の鳥羽丸建造にあたり多大なご尽力をいただきました。参議院の文教族として商船教育の弱体化に陥りそうになった場面他過去の苦難を乗り越えたお話からから今回の5商船高専練習船の建造に至るまでの経緯を述べられました。これからも国会で大いに活躍していただくためには、我々鳥羽商船同窓会も菅沼会長以下同窓会員も可能な限り応援するとの声を上げました。

小竹市長は近年の少子化の中で鳥羽商船の人気度をお伝えするとともに、練習船鳥羽丸の災害支援船の役目と重要性を鳥羽市と母校で絆を深めていくとの誓いを述べられました。

江崎副校長から母校の現状が報告されました。
今春の入学定員は情報機械システム工学科定員100名、商船学科40名の定員を満たすことができました。情報系は今年、高度情報エンジニア育成のため20名の定員増をいたしましたが、少子化の中で県立高校の競争倍率1倍を切る高校がほとんどの中、本校はすべて定員を確保し、特に商船学科は近年では最高の1,6倍の高倍率でした。新練習船鳥羽丸を用いてスマートシップの研究を行う商船系と情報系がコラボした研究の立ち上げの準備もしていますと報告されました。

支部報告では東日本支部が毎年5月に横浜港カッターレース大会に参加していますが漕ぎ手が高齢化しているので若い人の募集を強く求めていました。全支部とも理事の高齢化が顕著です。会長は2年の任期の間に未来につながる同窓会の在り方を検証し、会則の見直しを含めた同窓会改革の意欲を何度も声を大にして伝えました。

懇親会は65名の同窓生、来賓に赤池参議院議員、三重4区の鈴木英敬衆議院秘書の角田太陽さん、同窓でもある廣耕太郎三重県議会議員、野村保夫三重県議会議員が出席し、祝辞をいただきました。
乾杯の挨拶は令和7年情報システム工学卒の小坂圭一さんが音頭を取りました。
小坂さんは鳥羽丸建造から乗船回航のDVD制作に携わっています。

アトラクションでは鳥羽丸の齋心船長が鳥羽丸船内の設備をDVDを見ながら説明しましたが感嘆の声があちこちから上がっていました。
数十年ぶりに再会した同窓も多く楽しい懇談の中、国際ホテルのおいしい料理と共に時間が瞬く間に過ぎました。

最後は岡山から昨年鳥羽に移住された昭和35年機関科卒の加藤和彦さんが挨拶を行い、中締めに関西支部長の坂田守さんが来年の総会は神戸か大阪で開催するとの報告と一丁締めで会を終了しました。

事務局 江崎隆夫