一般社団法人 全日本船舶職員協会(旧・全国商船学校十一会・旧大洋同士会)
学歴や海技免状の種類に関係なく、また海上にあると陸上にあるとを問わず、全国の船舶職員及びその資格者をもって組織し、会員の福利向上、会員相互の親睦を深める事を目的としております。
我々は全船協と呼んでいますが、全船協のHPには経歴が以下のように記述されています。
練習帆船日本丸・海王丸誕生の原動力
明治から昭和の初期にかけ、地方商船学校の乗船実習は、総トン数200~300トン程度の学校の木造帆船練習船や一杯船主の横帆船で行っていたが、荒天による遭難事故等で犠牲者が相次いだ。昭和2年3月、鹿児島商船学校の練習帆船霧島丸が遭難・全員行方不明事件を機に、函館、富山、鳥羽、児島、島根、粟島、弓削、広島、大島、佐賀、鹿児島の11の地方商船学校出身者が、大型練習船建造を求め運動し、昭和5年練習帆船日本丸、海王丸の建造を実現。
「全国商船学校十一会」を結成
この成果を踏まえ、地方商船学校出身者に対する海技試験制度上の不利益、昇進における差別、危険な乗船実習体制の改善などを目指して、昭和5年4月11日、地方11校の出身者により「全国商船学校十一会」を結成。戦争で休止のやむなきに至ったが、昭和26年8月、会を再建。昭和27年10月9日、社団法人となる。
大洋同志会と合同
昭和39年12月1日、数年来の懸案であった大洋同志会(実地出身者の職員団体)と合同。
(社)全日本船舶職員協会と名称変更
昭和44年9月1日学歴、免状の種類、職種を問わず、全船舶職員の組織として名称を変更。
全船協のHPは以下の通りです。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~zensenk/entrance/gaiyou/gaiyou.htm
今年の6月、我が同窓生である岩田さん(S38E)が全船協の会長に就任されました。今年の同窓会報にその抱負などを述べています。 同窓会としても応援しましょう。
岩田さん個人については次のニュース記事で会員紹介します。参照ください。