鳥羽商船同窓会ホームページ

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2025年03月24日(月) 新練習船鳥羽丸竣工記念式典、内覧会、祝賀会開催される

 

3月15日、春特有の気まぐれの荒れた天気の日でしたが鳥羽丸竣工記念式典、内覧会、祝賀会が開催されました。

 

式典は母校体育館で開かれ、古山校長あいさつの後、来賓の文部科学大臣政務官金城泰邦衆議院議員、赤池まさあき参議院議員、鈴木英敬衆議院議員、の挨拶が行われました。
 赤池まさあき参議院議員は商船高専5校練習船の老朽化による、代替え船の予算申請と獲得にあたり、6年前から全船協酒迎さん、広重さん、当同窓会菅沼会長、5校学校関係者、中村鳥羽市長らと共に文科省、財務省へ出向き、多大のご尽力をいただきました。
 又鈴木英敬衆議院議員は鳥羽丸の大型化により狭小になったポンツーンに災害支援機能を備えたポンツーンの大型化新替えにご尽力をいただきました。
 赤池まさあき参議院議員、鈴木英敬衆議院議員、高専機構、学校関係者の皆様には感謝しかありません。ありがとうございました。

 

本船は自律運航システムや陸上からの遠隔操縦装置を採用し、情報科の学生の共同研究も見越したDX時代の海洋人材育成を目指しています。
 又鳥羽丸とポンツーンは災害対応機能を要し、緊急時は地域の災害支援船としての役目を果たすよう計画されています。

内覧会は雨風がひどくなりましたが、テープカットが行われた後、式典参加者の鳥羽丸内覧会が行われました。
 荒天の中、参加者の皆様、又準備と手伝いに協力をいただいた母校関係者の皆様、お礼と感謝を申し上げます。

 

内覧会終了後鳥羽国際ホテルに於いて竣工記念祝賀会が開催され120人余りのご出席を賜りました。
 祝賀会では、鏡割りの後古山校長、三菱重工業三木部長、菅沼会長、赤池まさあき参議院議員、山本さちこ参議院議員、中村鳥羽市長、高専機構谷口理事長の祝辞をいただきました。

皆様のご挨拶は一様に明治8年創基の鳥羽商船の伝統と明治6大教育家の一人に数えられる近藤真琴翁の業績を称え、お祝いの言葉をいただきました。
 最後は母校和泉允前校長のお礼の言葉と母校商船科、情報科への激励の言葉をいただきました。
 今後とも皆様のご支援ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

鳥羽商船同窓会一同 

2025年03月14日(金) 新鳥羽丸(4代目鳥羽丸)登場

4代目鳥羽丸 回航

三寒四温のこの頃 皆様いかがお過ごしでしょうか。
体調管理には充分お気をつけてお過ごしください。

さて、待望の鳥羽丸が3月13日朝 母校に到着しました。
回航の初航海には造船所関係者と齊心船長以下乗組員以外に、
母校と造船所の計らいで 学生の乗船希望者と母校教官が乗船し、同窓会会らは菅沼会長が乗船いたしました。

3月12日朝、岡山県玉野市の三菱重工マリタイムシステムズ㈱を出航し、紀伊水道を通過、3月13日朝9時に母校新ポンツーンに無事着眼いたしました。

新鳥羽丸は、総トン数397トン、長さ56.3mと先代鳥羽丸より一回りも、二回りも大きく、習熟運転を重ね慣れるまで苦労すると思います。

着岸後、同窓会主催で讃岐金刀比羅宮鳥羽分社の宮司さんにより航海安全を祈念する入魂式が執り行われ、古山校長、齊心船長、山野機関長、菅沼会長他関係者一同が参加いたしました。

この鳥羽丸で次々と新しい学生たちが巣立っていくことと思います。

鳥羽丸就航おめでとうございます!

登場
国道から見た鳥羽丸

2025年02月28日(金) 【求人】検査員募集!日本小型船舶検査機構

日本小型船舶検査機構大阪支部長 田村宏(S53N)

2025年02月14日(金) 【求人】伊勢湾マリン・サービス株式会社

求人内容:警戒船乗組員(甲板部・機関部)募集

職  務:航海士・機関士

資  格:航海士:5級海技士以上
      機関士:4級海技士以上
      第一級海上特殊無線技士又は第二級海上特殊無線技士

主要航路:伊良湖水道航路及び伊勢湾内

勤   務   地:鳥羽(伊良湖水道エスコート船基地港)
      四日市(荷役警戒船基地港)

給  与:月給300,000円~450,000円

乗  下  船:鳥羽地区:年間を通して9日間乗船~3日間休息のサイクル
     四日市地区:年間を通して10日~11日間乗船~4日間休息のサイクル

募集年齢:20歳~50歳

応募人員:2名

応募期限:無制限(採用者獲得まで)

福利厚生:雇用保険・労災保険・厚生年金・船員保険
      食料金支給
      鳥羽地区寮完備
      警戒船船内居住(個室)

備  考:伊勢湾マリン・サービス㈱は上野マリタイム・ジャパン㈱の100%子会社であり、鳥羽港、四日市港を基地とする進路警戒船及び荷役警戒船の乗組員の配乗管理を行っています。業務については海上交通安全法等の適用業務で社会的責任の非常に高い業務となります。(伊勢湾、三河湾に入港する巨大船(コンテナ船、石炭船、危険物船等)の進路警戒及び危険物船の桟橋での荷役中の警戒業務がメインとなります。)勤務地が鳥羽市、四日市市(船舶の基地)である為、三重県、愛知県の方優遇

会  社  名:伊勢湾マリン・サービス株式会社
      三重県四日市市霞二丁目1-1 四日市港ポートビル4階
 連  絡  先:伊勢湾マリン・サービス株式会社
      海務部 奥村/中谷 TEL:059-361-1101

会社URL:https://www.uyeno-group.co.jp

2024年11月05日(火) 西日本支部総会 開催

西日本支部の皆さん、季節は10月になっても夏日が続く日がありましたが、11月になって、やっと朝夕に、涼しさを感じるようになりました。いかがお過ごしでしょうか。

去る10月27日(土)に恒例の西日本支部総会を開催しました。
参加者は、福岡さん、佐野さん、太田さん、片岡さん(4名共S33.N卒)、大倉さん(S48.N卒)、久米さん(S48.E卒)、江尻さん夫妻(S48.E卒)、前原さん(S50.N卒)、河本さん(S51.N卒)、吉田さん夫妻(S55.E卒)、西山さん(R5.I卒)、神子(S48.E卒)の14名に加えて、菅沼会長代理の加塚副会長(S52.E)の15名で行いました。場所は例年通り海峡ビューホテル下関です。前日まで参加予定でありました山下さん(S41.E)は入院の為、又中野支部長(S41.N)もドクターストップがかかり欠席となりました。当日は台風の影響による天候が心配でしたが、雨も降らず秋晴れの良い天気となりました。16時頃にホテルに着くと先輩方始め、殆どの方が集合されロビーで歓談されていました。皆さんに18時からの総会の説明をして、それまで海峡大橋を見ながら部屋や湯舟で寛いでもらいました。

18時から宴会場にて、加塚副会長から本部総会の話(学校創基150年、同窓会設立100年、新鳥羽丸竣工の3慶事)をしていただき、特に来年の9月に開催される創基150年式典について話されました。又、加塚副会長は同窓会設立100周年記念誌編集の責任者として尽力されています。その後宴会に移り、乾杯をお願いした元支部長の福岡さんから、創基150年(明治8年9月)とし全国で最古の商船学校にした菅沼会長の熱意に先輩として敬意を表したいと話されました。初参加の前原さんは、奈良県出身でMO入社後パイロットになられて、関門パイロット協会に勤務され今年3月に廃業され、やっと参加の機会をえられたこと、又昨年逝去された柴田さん(S56.E卒)に会いたかったことを話されました。又、もう1名の初参加の吉田さん(S55.E卒)は本校卒業後、長岡技術大学を経て、広島商船の講師となり教師としてスタートされました。当時母校にも相談したそうですが、定員一杯で断られたそうです。その後、広島大学で博士号を取得し、教授となられました。副校長を最後に昨年4月定年退官され、1年間の充電期間を経て今年4月から、広島商船の要請を受けて週3回教壇に復帰されたそうです。在任中から同窓会へのお誘いをしていましたが時間がとれず、今年やっと参加してもらい幹事として嬉しい限りです。私の同期の久米さんも初参加です。彼は愛知県岡崎から来てくれました。卒業後、山下新日本汽船に入社後、ナビックスライン等を経て、日本郵船に移籍され、定年まで船乗り一筋でした。同期では貴重な存在です。定年後は郵船の関連会社のボルテックを経て、現在は日本船舶職員養成協会で、免許更新等の講習の指導をされているそうです。最後の初参加は、紅一点で昨年3月I科を卒業され(株)前川製作所に入社された私の同僚の西山さんです。彼女は我々高専2期生の同期入学の中井君のお孫さんで、縁あって母校で知り合いになり入社してくれました。このような自己紹介を経て、あっという間に時間が過ぎ、最後に校歌、寮歌、練習船歌を全員で歌い閉会しました。21時からは、これも恒例の幹事の部屋において2次会を始め、大先輩の太田さん、片岡さんの楽しい駄弁りを聞き、23時に散会となりました。翌朝朝食後8時半頃ロビーに集合して、来年も多くの初参加者が参加されることを願い、健康に留意して元気に再会しましょうと約束し解散しました。       

      令和6年11月5日 記:神子