鳥羽商船同窓会ホームページ

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2023年01月10日(火) 高専12期生・(昭和53年入学生)同窓会開催

 令和4年12月10日、ホテル&リゾートISE-SHIMA(旧伊勢志摩ロイヤルホテル)において、昭和53年春に当校に入学した者達の第3回目の同窓会を開催致しました。

 当同窓会は、10年前の50歳を期に当ホテルで開催し、その後5年ごとの開催計画となり前回の浜名湖から5年が経過したものの令和2年年明けから、ほぼ3年間と長期にわたるコロナ禍の影響で多人数の集まりは勿論、飲酒宴席など困難な状況下であった事から本年は開催を見合わせる方向であったところ、世論の施策上の方向性の変更もあり旅行、集まり、飲酒等が緩和された事も後押しとなり参加者20名での当会の開催となった次第です。

 今回が3回目ともなる事から、参加者のほとんどが宴会までに間に合えばと気負う事も無くのんびりと現地入りしフロントや予約された部屋のフロアー、大浴場等にて「おー○○。久し振り。」等と挨拶を交わし再開後、程なく宴会も始まり開始当初は、お互いの近況、特に年齢からか健康に関する会話が多かったものの酒が入り進むにつれ、いつものとおり楽しくもあり辛くもあった寮生活での昔話となり特に数々の悪行の暴露、話題で話が一気に弾み潤滑油も回ってきた折りを見て幹事の廣から1分間スピーチの課題を課せられ個々の近況報告となり1分間では収まらない者もあったのですが参加者は元より欠席者の情報も含め皆、年相応で

・第二ステージとして、王道のパイロットとして活躍している者。再雇用も含め現役で海上や陸上で海運関係に携わっている者。

・退職し次の職を探していると言いつつも、自由の時間を少し謳歌している者。

・他分野での企業や起業、家業等のトップとして奮闘している者。

・家族構成は様々なるも、ほとんどが現在は夫婦2人での生活になっている者。

また、特異な趣味として早期に進路変更し某県で獣医師をしている某氏は、入学当初の乗り物への意識興味が凄かったとの理由から軽飛行機の免許を取りました。との想像を絶する話題もあり驚かされた次第で、その後は、同ホテル内での二次会、元気な者は更に部屋飲みと時間を惜しんで過ごしていました。

 翌朝となり、朝食時等に「また5年後な。元気で。」とほぼ40年前の学校での会話のトーンで三々五々帰路についた次第でした。

参加者

・後列左から山本(光)、親泊、東(元)、久末、小崎、小島、濱口、前川

・中列、瀬川、岡本、橋爪、廣

・前列、倉田(山中)、山下、大山、牧野、釣田、滝口、露峰、津島
以上20名
尚、今回の同窓会を振り返り、二次会から駆け付けて頂いた、52年入学の奥村さん、本来なら開催先送りの状況下であったにも関わらず孤軍奮闘し企画、手配、案内準備等を全て行ってくれた幹事の廣氏、体調不良にも関わらず家族の全面協力で参加してくれた牧野氏への感謝と、再会することが叶わない吉原、北村、出田氏のご冥福と同窓生の健康を祈り次回の開催、多数の参加を心待ちにしております。  

投稿者  前川 剛

2022年12月20日(火) 西日本支部同窓会

西日本支部の皆さん、季節は一気に冬の寒さを迎えましたが、いかがお過ごしでしょうか。

支部総会もコロナ禍の為、2年間中止を余儀なくされてきましたが、第7波がすぎ感染者も減ってきた頃、支部先輩から今年の支部総会は開催されるのかと問い合わせがあり、支部長と相談をし、支部としても開催したい意向であったので、開催を決定しました。

開催日は11月19日(土)になったため、会員全員に連絡できなかったこと、お許しください。

参加者は、福岡さん、佐野さん、太田さん、片岡さん(4名ともS33N卒)、加藤さん(S35E卒)、山下さん(S41E卒)、中野さん(S41N卒)、横井さん(S48N卒)神子(S48E卒)、河本さん(S50N卒)、柴田さん(S56E卒)の11名に加えて、菅沼会長(S48N卒)の12名で行いました。場所は例年通り海峡ビューホテル下関です。
少し紅葉が始まりかけた頃で、少し雨模様でしたが、15時頃には先輩たちがロビーで歓談されていました。
皆さんの元気な顔を見て、コロナが少し増え始めたので、心配しましたが開催してよかったと思いました。
16時半頃、菅沼会長が到着し、皆さんが一風呂浴びた後の17時半頃に総会を始めました。6月に鳥羽で開催された本部総会の話をされ、特に三年後にくる鳥羽商船創基150周年、同窓会設立100周年、新練習船竣工の三つの慶事について強調され、又、今年就任された和泉学校長と協力して成功させるため、同窓生の皆さんの応援支援を依頼されました。
18時より福岡さんの乾杯により宴会が始まり、3年ぶりの開催でもあり皆さん、和気あいあいの雰囲気でした。
菅沼会長が19時前に所用の為、惜しまれながら退席しました。本人も非常に恐縮され、来年は必ず一泊すると言って帰路に着きました。
20時半からはホテルが開催したアカペラライブを見て、21時から恒例の幹事の部屋で駄弁りタイムが始まり、元気な先輩達の経験談や参加者の近況を話し合い23時半頃散会しました。
翌朝朝食後9時半頃ロビーに集合して、来年はコロナも終息して、多くの参加者が参加されることを願い、又元気に再会しましょうと解散しました。
尚、旅行割で返金され分は、皆さんの好意で支部の運営費に廻させてもらいましたこと、厚くお礼申し上げます。
ありがとうございました。 

令和4年12月18日

記:神子

  

    

2022年11月29日(火) 練習帆船模型「あまき」修復プロジェクトについての報告

同窓会伊勢志摩支部の皆さんへ

皆さん、常日頃何かと同窓会発展にご協力いただき、ありがとうございます。

今年度総会にて、同窓会伊勢志摩支部令和4年度の活動計画として、

*練習帆船模型「あまき」修復を計画し、来る創基150周年記念事業のひとつとしたい

として報告しております。

プロジェクト発足の経緯と進捗状況について報告します。

昨年12月11日 同窓生の主催する「故郷の海を愛する会」がイベントで見学に訪れた荒天航泊実験棟の実験用水槽の片隅に、埃を被りマストは折れ、帆は千切れ、まるで難破船か、幽霊船のような練習帆船模型「あまき」を見つけ悲しくなりました。写真に撮り同窓生に見せると、誰もが何とかしたいね、修復しようと意見が一致伊勢志摩支部理事の賛同を得てプロジェクトが発足しました。

去る8月1日学校側に帆船模型持ち出し許可を頂き、竹内大助氏宅に運び入れプロジェクトの一歩を踏み出し本格修復準備に入ることになりました。

プロジェクトリーダーは、竹内大助氏(S44E)にお願いし、母校元副校長で処分寸前の練習帆船模型「あまき」をまさしくサルベージされた伊藤政光先生にご指導をお願いして、皆さんのご協力を得て2025年創基150年周年・ 同窓会設立100周年 に間に合うよう修復を完結したいと思います。

現在 埃や汚れを落とし清掃、欠損部分の調査、マスト、帆、修復材料調達、修復方法試作の準備を進めております。

プロジェクトの基本法方針は、同窓生の手で修復することに意義があり、なるべく外注はせず材料や消耗品工具の購入に止めボランティアで完成させたいと思います。

伊勢志摩支部の創基150周年記念事業にとどめず、本部同窓会の事業として実現させたく思います。

皆さんの協力と助言をお願いします。

  伊勢志摩支部長 三井健次(S43E)

2022年07月22日(金) 第57回全国商船高専漕艇大会  観戦記

2022年7月18日(海の記念日)、鳥羽商船を主管校として池の浦湾特設コースに於いて実施されました。
当日の天候は快晴、風はほぼ無風、海面はベタ凪の状態で最高の大会日和となりました。

コロナ過でも有り、残念ながら大島商船が参加辞退となりましたが、他の4校での熱戦が繰り広げられました。
前半はBチーム・Aチームの各予選を行い、後半ではBチーム・Aチームの各決勝が行はれました。

予選Bチーム第一試合は弓削vs広島。勝者はどちらか見ていませんでした。
(本音、どっちでも良いのでスイマセン)

第二試合は我が鳥羽vs富山の戦いです。

鳥羽はクルー全員が円陣を組み一人一人雄叫びを上げムードも最高潮に達し、いざ出陣しスタートラインに位置し号砲と共に漕ぎ出しました。

回頭地点は沖合750m、富山をブッチギッテ回答を無難に終えゴール目指して漕ぎ上がり、ゴールでは3~4挺身差(少し盛ってます)で決勝進出を決めました。
(富山は12人の漕ぎ手の内、女子生徒が5人とかなりのハンディが有ったと思い ます。カワイソ~ 涙)

次に、代表Aチームの登場です。

Aチーム予選第一試合は我が鳥羽vs富山(前評判では優勝候補の最右翼と言われていました。)我が鳥羽は例の如く円陣を組み、訳の分からない雄叫びを一人一人上げ(笑ってしまいました)颯爽と艇に乗り込み、いざ出陣とばかりにスタートラインへ向かいました。ゴールには富山に約3艇身差(ほんとかな?)をつけ決勝に進出しました。

直ちに次はBチームの決勝が始まり、鳥羽vs弓削vs広島の3艇(富山はタイムで拾われず決勝進出を逃しました)での戦いです。

例によって円陣を組み4訳の分からない雄叫びを上げ一人一人吠えて(笑い)艇へ乗り込み、スタートラインへとゆっくり漕ぎ出しました。(勇ましいですね~)

3艇が揃い、号砲一発一斉に漕ぎ出しました。

今回もブッチギリでゴールするかと思いきや、回頭地点で2位の広島に1艇身差を付けられ、見ている此方はありゃりゃのりゃそんなバナナあっ間違いそんな馬鹿なと思っていると、何となんと追い上げが始まりゴールでは2位の広島に半艇身差まで追い上げ堂々の3位(ホンマカイナ)となりました。3位(ドベ)なのに意気揚々と引き上げてきました。(ナンノコッチャ)

最後のレースが近づいてきました。

Aチームの決勝です。我が鳥羽vs弓削vs広島の3チームです。
優勝最有力の富山は何処へ行っちゃったのでしょうね~。

予選タイムは広島がダントツで速かった。

我が鳥羽は例の如く円陣を組み訳の分からない雄叫びを一人一人上げ、さらにそこにBチームのメンバーも加わり、意味不明なる叫び声を上げ盛り上がっていました。

クルー一同は艇に乗り込み悲壮感漂う雰囲気を身に纏い、いざスタートラインへと漕ぎ出していきました。

3艇の位置が整い、各艇白旗が上がり、号砲一発一斉に漕ぎ出しました。

摩訶不思議な事がおきました。
最初に回頭を始めたのが我が鳥羽の艇で無事回頭地点をクリアし、徐々にピッチを上げゴールラインを通過するときには、2位(どっちの学校か分かりません。多分弓削かな?)に3艇身差を付けてブッチギリの優勝を果たし、クルーはポンツーンに戻って来る時には、櫂立てのパフォーマンスで、盛り上がりは最高潮に達し応援の人々から拍手喝采で迎えられました。

閉会式は暑さと腹のすき具合からパスさせてもらいました。

次年度の健闘を願い家路へと車を走らせました。

以上、私の偏見と少しばかり話を盛りました観戦記でした。

※ちなみに、現在のカッターはFRPでできています。船足は早いです。オールも軽くて 女子生徒でも軽々と櫂立てを行えます。

伊勢志摩支部理事 木下 勝(S49E)