鳥羽商船同窓会ホームページ

〒517-8501 三重県鳥羽市池上町1-1 鳥羽商船高等専門学校内事務局

2024年10月11日(金) アサギマダラを呼ぶプロジェクト

毎年、伊勢志摩支部が故郷の海を愛する会と共同で鳥羽にアサギマダラを呼ぶプロジェクトを行っています。昨年のフジバカマの苗を株分けし、アサギマダラ蝶が休める場所を各地に設置しています。

昨年は苗の発育が思うようにいかず飛来した蝶は少なかったのですが、今年は同窓会事務局前にもたくさん設置できました。三井伊勢志摩支部長と高木理事がプランターを軽トラックで運んで設置してくれました。

今年は同窓の小松さんが制作した新しい看板も出来上がり、沢山の方々に見に来ていただけるのを楽しみにしています。

早速一羽の蝶々が飛来し、アサギマダラを見られる日は遠くないかと思います。

数年前に金毘羅山にも植えられており、今年も元気に咲いていました。

2023年02月21日(火) 練習帆船模型「あまき」修復プロジェクトについての報告 その2

同窓の皆様へ

11月29日に三井伊勢志摩支部長が報告した当Project【練習帆船模型「あまき」修復プロジェクトについての報告 】ですが、今回から竹内(S44E)が報告します。



運び込まれた8月には良く出来た幽霊船でした。まず業務用集塵機を購入し埃を吸引しながら掃除に掛かりました。

👈👈 デッキ面の白く見えるのは埃です。

3年掛けてやれば良いと聞くものの、どんな仕上がりにするべきか、何処までやれるか、と迷いと不安の夏でした。

👆銅板は腐食と汚れで濃褐色に見えます。元は水面上を黒く塗り白横線を強調していました。
上部はニスが変色して濃い茶に見えます。
👆10月水線下の木材と銅板を磨く。塗装を掃除したら木目が出てきました。

2月 👉 👉
外舷部は黒ステインの5回塗り。銅板と上部はクリアーラッカーの1回塗り。水面下の銅板には銅釘を使用しています。実物同様の電蝕対策です。銅板貼りは当時最高の船喰い虫対策です。

👆12月末 風化した表面は全面一皮削り、銅板磨きには1週間かかりました。

2月に成り半年が経ちました。

試行錯誤の結果、船体のペン塗りはせず木地肌を尊重します。100年以上の風雪に耐えたこれは、模型ではなく1/32の実物というべきです。固い無垢材で作られた胴体は釘もハンマーで打てるし重くてごしごし磨ける、風格ある力強い塊です。

製作には3名の同窓生が協力してくれています。
帆布類は三井氏(S43E) 救命艇は長谷川氏(S44E) 天馬船は小松氏(S43E) よろしくお願いします。

2022年12月06日(火) 第57回 海学祭

2022年12月4日 日曜日

今年は3年ぶりにオープンスペースで開催されました。

昨年はオンラインという新たな試みの中開催されました。

今年は模擬店も可能となり、学生会を中心に学生たちの活気に溢れた光景が見受けられました。

学生会が作成したHPを以下にご紹介いたします。

第57回海学祭 公式サイト (toba-cmt.ac.jp)

同窓会は同窓の村田珈琲さん協力のもと、コーヒー店をオープンし、

百周年記念館内の百周年記念資料室を紹介しました。

他には、同窓会で保管している懐かしい記念品グッズの紹介をし、

保護者の方々や来場された同窓の皆さんとの交流を楽しみました。

コーヒー店と共に「鳥羽丸Last Year Project」の展示スペースも設けられ、コーヒーを飲みながら学生の制作した映像やパネル展示を楽しんでいただきました。

学生会・学生の皆様 教職員の皆様

久々の海学祭ということで、準備から開催まで手探りの中大変だったかと思います。

同窓会へのバックアップも感謝しています。

同窓会も大変楽しい一日を過ごさせていただきました。

伝統が後輩たちに受け継がれ、皆の記憶に残る海学祭になったことうれしく思います。

今後も頑張ってください。応援しています。

2022年12月06日(火) 課外活動支援金、報奨金 授与式

12月3日 土曜日 海学祭初日

学生会・寮生会・吹奏楽部・藤井研究室・プログラミングコンテストの学生たちに課外活動支援金、

高専全国大会やコンテストで優秀な成績を受賞した学生達に報奨金を授与しました。

菅沼延之会長、三井健次伊勢志摩支部長、江﨑隆夫事務局長、溝井昇理事が出席しました。

学校からも先生方が出席されました。

コロナ禍、若い学生達は負けず頑張っています。

同窓会は、学生たちを応援しています。


2022年11月29日(火) 練習帆船模型「あまき」修復プロジェクトについての報告

同窓会伊勢志摩支部の皆さんへ

皆さん、常日頃何かと同窓会発展にご協力いただき、ありがとうございます。

今年度総会にて、同窓会伊勢志摩支部令和4年度の活動計画として、

*練習帆船模型「あまき」修復を計画し、来る創基150周年記念事業のひとつとしたい

として報告しております。

プロジェクト発足の経緯と進捗状況について報告します。

昨年12月11日 同窓生の主催する「故郷の海を愛する会」がイベントで見学に訪れた荒天航泊実験棟の実験用水槽の片隅に、埃を被りマストは折れ、帆は千切れ、まるで難破船か、幽霊船のような練習帆船模型「あまき」を見つけ悲しくなりました。写真に撮り同窓生に見せると、誰もが何とかしたいね、修復しようと意見が一致伊勢志摩支部理事の賛同を得てプロジェクトが発足しました。

去る8月1日学校側に帆船模型持ち出し許可を頂き、竹内大助氏宅に運び入れプロジェクトの一歩を踏み出し本格修復準備に入ることになりました。

プロジェクトリーダーは、竹内大助氏(S44E)にお願いし、母校元副校長で処分寸前の練習帆船模型「あまき」をまさしくサルベージされた伊藤政光先生にご指導をお願いして、皆さんのご協力を得て2025年創基150年周年・ 同窓会設立100周年 に間に合うよう修復を完結したいと思います。

現在 埃や汚れを落とし清掃、欠損部分の調査、マスト、帆、修復材料調達、修復方法試作の準備を進めております。

プロジェクトの基本法方針は、同窓生の手で修復することに意義があり、なるべく外注はせず材料や消耗品工具の購入に止めボランティアで完成させたいと思います。

伊勢志摩支部の創基150周年記念事業にとどめず、本部同窓会の事業として実現させたく思います。

皆さんの協力と助言をお願いします。

  伊勢志摩支部長 三井健次(S43E)

2022年07月22日(金) 第57回全国商船高専漕艇大会  観戦記

2022年7月18日(海の記念日)、鳥羽商船を主管校として池の浦湾特設コースに於いて実施されました。
当日の天候は快晴、風はほぼ無風、海面はベタ凪の状態で最高の大会日和となりました。

コロナ過でも有り、残念ながら大島商船が参加辞退となりましたが、他の4校での熱戦が繰り広げられました。
前半はBチーム・Aチームの各予選を行い、後半ではBチーム・Aチームの各決勝が行はれました。

予選Bチーム第一試合は弓削vs広島。勝者はどちらか見ていませんでした。
(本音、どっちでも良いのでスイマセン)

第二試合は我が鳥羽vs富山の戦いです。

鳥羽はクルー全員が円陣を組み一人一人雄叫びを上げムードも最高潮に達し、いざ出陣しスタートラインに位置し号砲と共に漕ぎ出しました。

回頭地点は沖合750m、富山をブッチギッテ回答を無難に終えゴール目指して漕ぎ上がり、ゴールでは3~4挺身差(少し盛ってます)で決勝進出を決めました。
(富山は12人の漕ぎ手の内、女子生徒が5人とかなりのハンディが有ったと思い ます。カワイソ~ 涙)

次に、代表Aチームの登場です。

Aチーム予選第一試合は我が鳥羽vs富山(前評判では優勝候補の最右翼と言われていました。)我が鳥羽は例の如く円陣を組み、訳の分からない雄叫びを一人一人上げ(笑ってしまいました)颯爽と艇に乗り込み、いざ出陣とばかりにスタートラインへ向かいました。ゴールには富山に約3艇身差(ほんとかな?)をつけ決勝に進出しました。

直ちに次はBチームの決勝が始まり、鳥羽vs弓削vs広島の3艇(富山はタイムで拾われず決勝進出を逃しました)での戦いです。

例によって円陣を組み4訳の分からない雄叫びを上げ一人一人吠えて(笑い)艇へ乗り込み、スタートラインへとゆっくり漕ぎ出しました。(勇ましいですね~)

3艇が揃い、号砲一発一斉に漕ぎ出しました。

今回もブッチギリでゴールするかと思いきや、回頭地点で2位の広島に1艇身差を付けられ、見ている此方はありゃりゃのりゃそんなバナナあっ間違いそんな馬鹿なと思っていると、何となんと追い上げが始まりゴールでは2位の広島に半艇身差まで追い上げ堂々の3位(ホンマカイナ)となりました。3位(ドベ)なのに意気揚々と引き上げてきました。(ナンノコッチャ)

最後のレースが近づいてきました。

Aチームの決勝です。我が鳥羽vs弓削vs広島の3チームです。
優勝最有力の富山は何処へ行っちゃったのでしょうね~。

予選タイムは広島がダントツで速かった。

我が鳥羽は例の如く円陣を組み訳の分からない雄叫びを一人一人上げ、さらにそこにBチームのメンバーも加わり、意味不明なる叫び声を上げ盛り上がっていました。

クルー一同は艇に乗り込み悲壮感漂う雰囲気を身に纏い、いざスタートラインへと漕ぎ出していきました。

3艇の位置が整い、各艇白旗が上がり、号砲一発一斉に漕ぎ出しました。

摩訶不思議な事がおきました。
最初に回頭を始めたのが我が鳥羽の艇で無事回頭地点をクリアし、徐々にピッチを上げゴールラインを通過するときには、2位(どっちの学校か分かりません。多分弓削かな?)に3艇身差を付けてブッチギリの優勝を果たし、クルーはポンツーンに戻って来る時には、櫂立てのパフォーマンスで、盛り上がりは最高潮に達し応援の人々から拍手喝采で迎えられました。

閉会式は暑さと腹のすき具合からパスさせてもらいました。

次年度の健闘を願い家路へと車を走らせました。

以上、私の偏見と少しばかり話を盛りました観戦記でした。

※ちなみに、現在のカッターはFRPでできています。船足は早いです。オールも軽くて 女子生徒でも軽々と櫂立てを行えます。

伊勢志摩支部理事 木下 勝(S49E)

2022年04月22日(金) 令和4年度 総会のご案内

 4月19日同窓会総会案内を住所判明している約3500名の同窓会員に送りました。

今年の総会は3年ぶりに対面で母校鳥羽で6月12日に開催いたします。

コロナ対策は十分行ったうえで開催しますが、今後感染状況が悪化し、やむなく中止になった場合は このホームページで全員に周知させていただきます。

 

送付作業参加協力者

漆山順三S29N、武部二三男S38N、三井建次S43E、武田雄三S44N、竹内大助S44E、江崎隆夫S44E
濱地安実S47E 、山口伸輔S48N奥さん、木下勝S49E、西山明S50E、 高木宏明S52E、畑辰幸S51N
上村健太S63E、在校生西山琳・紫 母子、事務局糸川H16I

    以上の皆さんです。

    ありがとうございました。

学生さんが昼休みに手伝いに来てくれました

来週初めには皆様に届くと思いますが、このHP投稿をご覧の方で届いてない人は同窓会に連絡先をご連絡ください。よろしくお願いします。

事務局

   

   

2021年12月07日(火) 課外活動支援金、報奨金 授与式

12月4日海学祭の日に今年も学生達に学生会、吹奏楽部、カッター部に課外活動支援金、高専全国大会で優秀な成績を受賞した学生達に報奨金を授与しました。

菅沼延之会長、三井健次伊勢志摩支部長の代理で、江崎隆夫事務局長、西山明会計、木下勝理事が出席しました。学校からも先生方が出席されました。

今年の海学祭はyou tube配信で保護者に伝えられた様です。

コロナ禍、若い学生達は負けず頑張っています。

同窓会は、学生たちを応援しています。

2021年10月15日(金) 渡り蝶アサギマダラがやってきた

昨年から、「アサギマダラを呼ぶプロジェクト」が始まった。

10 月 8 日 15 時頃にわかに「100 周年記念館」前が慌ただしくなり、数人がスマホでの撮影会を始めた。

十数個のプランターで育てた赤と白のフジバカマに、待望のアサギマダラが飛来したのだ。

南の国への旅の途中である。

(この蝶は昨年飛来した蝶の孫に当たる世代である)

蜜を吸い体力を蓄え仲間を待ち、かっての船乗りが潮を待つように、天気・気温・風向きにより再び旅立ってゆく。

どうか無事に目的地に到達して欲しいと祈らずにはいられない。

今年の第一発見者は、奇しくも昨年と同じ人であった。

花を愛で自然を愛し穏やかで、き っと心優しい人に違いない。

同窓会伊勢志摩支部長 三井健次(85期)